平成24年度、いちのせき市民活動センターでは「志民のための成長戦略」と題して、志のある市民を「志民」と呼び、志民による、志民のための講座を開催いたしました。また、講座の内容を「地域づくりハンドブック」としてまとめました。
「記事の書き方」「写真の撮り方」に視点を当て、講座を開催しました。現役の新聞記者の方を講師にお招きして、すぐに役立つ実践的な内容を、グループワークや演習、講師の実演を交えながらわかりやすく解説。PTAの会報やNPOの団体誌など、参加した「志民」の方が「市民活動」に取り入れることで、地域貢献への参画を支援します。
「動物福笑い」「牛乳パックパズル」の製作を通して、遊びの本質や、おもちゃの本当の役割、創作活動の広げ方のヒント、遊びを発展させる配慮ある言葉のかけ方の手法を学びました。大人だけでなく、子どもも一緒に作りながら、コミュニケーションや子育てのヒントに触れ、こども、おとなの心に寄り添った創作指導のポイントを今後の育児やコミュニケーションに生かす事が期待できます。
市民活動団体運営の底上げを図る事を目的に、「会計」「労務」「総務」に視点を当てた初級講座を開催しました。岩手銀行のOBであるNPO法人シニアパワーいわての講師の方々が用意したテキストを使用し、丁寧な解説と、終了後の個別相談会を通して、NPOの運営に関する疑問を解決できる場をご提供しました。
地域づくりに必要な会議について、会議を促進する「ファシリテーション」の手法について体系的に学び、参加者の納得度を高め、地域づくりの行動につなげるヒントをお伝えしました。「場のデザイン」「人間関係」「構造化」「合意形成」の4つのスキルに視点をあて、会議の進め方を演習を通して体験的に学んでいただきました。
NPO法人シニアパワーいわての方々を講師にお招きして、経理・労務・総務に関するお悩みなどをなんでも相談できる場を5月、7月、9月、11月、1月、3月の各月に開催しました。NPOの運営に関して相談しやすい環境を整えることで、市民活動団体運営の底上げを図ります。
ジン・リキファシリテーションの後藤真さんを講師にお招きして、非日常であるワークショップを通して得た気づきから、全く異なる次元の自分自身と出会う事を目的に、ペアワーク、グループワーク、個人ワークと共有を取り入れたプログラムを実施しました。心と心が震え合い、共鳴すること、生身の人間が自分の声を伝える体験を持ち帰る時間を生み出します。
話し合いの内容をその場で共有・可視化する「ファシリテーショングラフィック」。あきたNPOコアセンターの吉田理紗さんを講師にお招きして、アイスブレイク、意見交換、事例紹介をはじめとして、4つの実践プログラムを通した体験型のワークショップを開催しました。
事務局として大切な「規約作成の際に押さえておきたいポイント」「報告書の作り方」「助成金申請の流れコツ」などの団体が活動するうえで欠かせないスキルをお伝えしました。
「家族」「ボランティア」「避難所」「学校」の4つの視点から震災の悲劇を追ったドキュメンタリー映画「Pray for japan ~心をひとつに~」の上映会を開催。それぞれ、震災で何かしらの被害を受けた人々の物語があり、彼らが悲劇と戦い、打ち勝つために前向きに生きる様子が描かれていました。
広報講座で学んだ記事の書き方や写真の撮り方をもとに、各団体で作成した広報物を持ち寄り、対談式でよりよい広報づくりについて学びました。