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(idea2018年12月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。
某スタッフの「地域を回っている時に大きな石“巨石”を見かけた」という話題提供をきっかけに、市内の巨石について独自調査をスタート!果たしてどこにどんな巨石があるのか?そして、並み居る巨石たちの上に君臨する市内最大の巨石とは!?
「餅は餅屋」と言いますが「巨石は巨石屋」という訳にもいかず、まずは「巨石情報を持っていそうな人探し」を開始。最終的に一関市博物館副館長の相馬美貴子さんに辿り着き、ご厚意で市内の巨石についてお話を伺うことができました。
相馬さんによると、一関市博物館では平成26~29年度に『史跡めぐり-磐井の石めぐり』という、市内に点在する巨石、石造物を巡るツアーを一般の方を対象に開催。多くの方々の参加があり、好評を博したそうです(一関博物館は当センターの5年先を走っていた‼)。そのツアーでは主に江戸時代に仙台藩が記した風土記を基に、地域に現存する巨石を巡ったとのことで、今回はその時の資料をベースに追加調査を加え独自の巨石(高さ)ランキングを作成してみました!
他にも、猿沢の金華山碑(深く刻された字画の中に頭を入れてから祈願すると頭が良くなると言われている)の話など、プチ情報も提供いただきましたが、その相馬さんもお薦めのインパクト抜群の巨石は次号でご紹介します。お楽しみに!
※<参考文献>
平成26~29年度「史跡めぐり-磐井の石めぐり」一関市博物館
※今回は巨石の「高さ」をランキングで表しています。
※同所に複数の石がある場合、最も高いものを掲載しています。
早速見事1位に輝いた『大部ヶ岩』に行ってみることに。
近くまで歩いていき「あそこが頂上だよ」と言われて見上げると…、完全に石の範疇を超えた絶壁が。それでも何とか辿り着いた先には北上川と遊水池の絶景が待っていました。
ランキング1位に輝いた『大部ヶ岩』。辿りついた先にはまるで火○サスペンスのような絶壁が!
絶壁の限界に挑む1人の勇者。だが思わず固まってしまう場面も…(良い子は真似しないでね)
※石・岩・碑など巨石と言っても様々あります。今回は独自の解釈によるランキングですので、あらかじめご了承ください。また、市内には巨石がまだまだ存在するかもしれません。ぜひ、皆さんの地域にある巨石情報をセンターまでご提供ください。