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(idea2018年11月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。
9月は地域の運動会シーズンでしたが、昨今課題にされている「種目のマンネリ化」でお悩みの地域も多いのでは?そこで試しにスタッフが各地域の運動会プログラムを収集してみたところ、おもしろそうな種目や笑えるネーミングを発見!
数ある種目の中でも特に気になった種目をご紹介する「おもしろ種目の部」と、ユニークな種目名をご紹介する「おもしろネーミングの部」の2つに分けてご紹介します。
「どじょう復活」は、行政区対抗の個人レースです。
出場者:30代以下の男1名・女2名
ルール:ペットボトル(2Lサイズ)を持ちスタートし、途中に置かれたタライに入っているどじょうを手で掴み、ペットボトルに3匹入れ終えたらゴールまで走る。
タライの中でニョロニョロと元気よく泳ぎ回るどじょう。狭いペットボトルの口に入れるのはコツがいりそうです。
若い女性たちがどじょうを掴めず入れられず「キャー」と悲鳴を上げる可愛らしさや、男たちがオラオラとどじょうを掴む男前な姿が見所。
昔からどじょうすくいの種目は行われていましたが、どじょうが獲れなくなったことや、若い人がどじょうを触れないといった声があり休止に。その後、数年前に「どじょう復活」として種目を復活。昔は自分たちで川からどじょうを獲っていましたが、今は購入しています。
「活きが良いどじょうを掴む」+「ペットボトルに入れる」という2段階のハードルをクリアするために、どじょうをタライから地面にわざと落とし、土・砂でぬめりを除去する技も開発されました。尚、この技を使用する際はアクシデントを装う演技力としたたかさも求められます。
「地面落とし」の技に頼らずあっという間に3匹を入れゴールする強者も!男性も女性も最後まで大苦戦している方がいましたが、声援を受け無事ゴールに辿り着きました。
競技に使用されたどじょうたちは回収され、最終的には運動会終了後どこかで柳川鍋になるとかならないとか・・・合掌。
各地から集めたプログラムから担当者セレクションで紹介します。主催者のネーミングセンスに拍手を!
■「たたせじょうず」(狐禅寺)
44歳以下の女性が一升瓶を足で立たせます。種目名の「くせが強い!」
■「釣りキチ波平」(日形)
「競技の内容は来てからのお楽しみ」との記載。なぜ三平から波平に?
■「みちのく一人旅」(関が丘)
小学生が縄でボールを転がすリレー。リレーだけど「一人旅」
■「大原五種競技」(大原)
「タイヤ引き・カンガルー・宅急便・ポックリ下駄・ビアガーデン」の5種目が個性的過ぎて、内容が想像できません…
■「厳美新幹線」「東北新幹線」(厳美)
前者はボール送り、後者はムカデ競争。これでもかと新幹線推し!
紹介しきれませんが、ほかにもおもしろそうな種目がありました。さらに皆が楽しく参加できる運動会を目指し、他地区の主催者と情報交換するのもいいかもしれませんね。あなたはどの種目が気になりましたか?