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(idea2018年10月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。
この看板の漢字、あなたは読めますか?
※読み仮名を消しています
当センタースタッフが市内から1つの地区を選んで、その地区内の読むのが難しい地名を100人に聞いてみる「難解地名に挑戦!」シリーズ第2弾。果たして今回は全問正解者はいるのでしょうか…?
今回の難解地名対象地域は「大東町摺沢地区」。選りすぐりの難解地名を、地域担当の千葉がピックアップ!各地域で聞き込みを行い、合計106人の方にご協力をいただきました。
※ゼンリン住宅地図に掲載されている地名の読み仮名を正解とします。
(「サワ・ザワ」「サキ・ザキ」なども区別しています)
※読めなかった地名をランキングでご紹介します。
そこで、正解率が最も低かった・・・
大東町摺沢から国道343号線で渋民方面へ向かう途中の十字路(大東小学校・中学校に向かう途中)に「小沼・魚集」という看板があります。その看板の通り進むと、大正7年9月から稼働していた摺沢発電所跡(東磐水力発電(株)昭和50年7月廃止)跡地に着き、魚たちの泳ぐ姿が目視で確認できるほどきれいな砂鉄川が広がります。
看板を目印に進むと開けた川(魚集)にたどり着きます
アユ釣り愛好家が訪れる場所にもなっているようです
そこには、「魚集」と刻まれた石碑と共に、小沼自治会と水晶会※が共同で建てた看板が設置されていました。この看板によると、「魚集(よまつべ)は不思議な地名であるが、地元では古くからアイヌ語と伝えられてきた。」という一文が刻まれていました。山と川に囲まれたその集落は、自然に満ち溢れた場所でした。
※水晶会・・・大東町商工会青年部摺沢支部OB会
大きく“魚集(よまつべ)”と書かれた石碑
看板には東北アイヌ語地名研究会による解説が掲載