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(idea平成25年月7号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。
代表取締役 千葉 祐士(ますお)さん
事務所(本社:川崎本店)
〒029-0202 一関市川崎町薄衣字法道地21-16
(多店舗:一関市、東京練馬桜台店、東京六本木店)
TEL:0191-43-4129
Fax:0191-43-4131
オンラインストア(ネット販売)
地域を発信!地産外商で地域貢献
株式会社門崎の千葉代表は、東京のフィルムメーカー営業マン時代、「もっと物流はダイレクトにできないだろうか?」という疑問をいだきながら、故郷一関市川崎町を思い浮かべていました。そこで「牛を育てている実家は原料メーカーなのでは?ダイレクトに、お客様にアプローチができたら生産者の思いなどが伝わるのではないか。」と感じ、 「兄が育てた安心・安全な牛を私が提供したい」と平成11年4月に外食事業をスタート。6次産業化を実現したのです。平成20年には株式会社門崎を設立し、一関市川崎町の丑舎格之進を本店に、市内に3店舗、東京に2店舗開業し、オンラインストアも展開。アクセスすると「食べてけらい。丹精込めて育てた丑(べご)を。」と方言で出迎えてくれます。安心・安全のグループ牧場産「いわて門崎丑」は全国どこにいても発注ができ、食を通じた一関の魅力を発信しているのです。
全店舗で提供しているお米は、同社と提携生産している門崎ファームのめだか米、骨寺村荘園米などを使用し、地元農家が育てた野菜を提供。生産者の顔が見える安心・安全を徹底していることが伺えます。
東京に2店舗構える同社では、一関市の企画「うまいもん!まるごと いちのせきの日」の記念すべき第一弾に協力。東京六本木の「格之進R(六本木店)」を会場提供し、一関食材の魅力と豊富な食材をアピールしました。地域で生産したものを地元で消費するのが「地産地消」それに対し外で地域食材等の商いをするのが「地産外商」といいます。
千葉代表は、「地域で収穫したものを外で消費販売し、地域に還元することも一つの目的ですが、地元生産者の思いや志をダイレクトに伝え続けることも私の努めです。」と語り、地元一関の良さを食を通じ広めているのです。
笑顔の素敵な千葉代表は「表面的な付き合いはしたくない。地域には深くかかわっていきたいと思っています。今後の事業活動の中で、今までの6次産業のノウハウを活かし、やる気溢れる地元農家(生産団体等)をブランディングし生産者の商品ブランドを一緒に構築していければ・・・。」と、語り「格之進と地元生産者さんのコラボ商品をさらに進めていきたい。」と続けます。千葉代表は、月の半分は東京とお忙しいですが、地元食材に対する熱い思いを非常に強く感じる取材でした。