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シンデレラの靴のメンバーのみなさん
(idea 平成29年7月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。
◆代 表:青柳 清 さん
◆連絡先:〒029-0523 一関市大東町摺沢街道下25-3
◆電 話:0191-75-2229
※住所、電話番号は摺沢市民センター
社交ダンスサークル「シンデレラの靴」は、社交ダンス好き8名が集まり、平成13年に結成しました。現在は20代~60代の男女18名が会員となり室蓮ホール(摺沢市民センター)で毎週日曜日の夜に活動しています。
代表を務める青柳清さんが社交ダンスに興味を持ち始めたのは20代のころ。プロの先生から個人指導を受け、数々の大会で入賞するほどの腕前で、旧大東町内に勤労青少年ホームがあったころには会社勤めの傍ら、社交ダンスの講師として活躍していました。
「当時、勤労青少年ホームといえば、若者たちが仕事帰りに立ち寄り、自分が学びたいと思う講座やサークルを選んで活動していました。それが若者の娯楽であり、出会いの場でもあったのです。今はそういった場も少なくなりましたね」とふりかえる青柳さん。奥様との出会いも、「社交ダンス講座がきっかけだった」と照れ笑い。青柳さんご夫婦は「結婚後子育てが一段落したら、もう一度社交ダンスをしたい」という夢を現実にし、仲間とともにサークルを立ち上げたのです。
同サークルでは、年3回(3月、6月、10月もしくは11月)室蓮ホールを会場にダンスパーティー(参加費1000円(軽食代込))を開催しています。社交ダンスの経験がない方でも楽しめるようにメンバーがリード(手を差し出す)し、社交ダンスを楽しみながらその魅力を広めています。「私たちが主催するダンスパーティーは、市内外から参加者が集まり、初心者でもダンスが楽しめると好評なんですよ。知らない人同士でも気軽に会話が弾み楽しめる場を提供することで、少しでも多くの方が社交ダンスに興味を持っていただければ嬉しいですね」と青柳さん。「以前は地域の芸能文化協会が主催するイベントなどで社交ダンスを披露させていただいていましたが、現在は各種大会と重なり地域住民の方々に披露する場は少なくなりました。出来るだけオープンな地域のサークルとして、今後もダンスパーティーを通して、気軽に集える機会をつくっていきたいと思います」と意欲を見せます。
同サークルが参加する各種大会は公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)が主催するアマチュア大会と公益財団法人日本ボールルームダンス連盟(JBDF)が主催するプロ大会の2種があり、メンバーは日頃の成果を発揮し、それぞれ昇級を目指しています。
昨今はテレビの影響もあり、社交ダンスが「若者たちにも少しずつ浸透してきている」と語る青柳さんですが、現在の課題は「若い人たちの参加が少ないこと」とし「もっと若者に周知する機会があれば」と続けます。メンバーには20代が3人所属していますが「ダンスが上手い・下手に関わらず、この活動を通してたくさんの人と自然にコミュニケーションをとることができます。若者たちの集う場がない、出会う場が少ないということが地域課題の一つとして挙げられているようですが、『若者の居場所』の一つとして多くの若者が興味を持ってくれると嬉しいですね」と若者の参加率アップが今後の目標だと語っていただきました。
大会での1枚。
社交ダンスは健康維持や若さを保つのにも最適です。ぜひ一緒に踊ってみませんか?