一関市川崎 布佐自治会

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川崎 一関 布佐自治会

集落内の家々を回る獅子舞の様子(平成30年1月)

基本情報

(idea 2020年5月号掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。

 川崎町門崎の北に位置し、東山町松川と隣接。総務部、教育文化部、体育部、産業部、女性部、生活環境部の6つの部会で組織され、39世帯113人が暮らす。地区内には石蔵山があり、栗駒山や室根山等、市内を一望できることが集落の自慢。

伝承活動は住民とのコミュニケーションツール

神楽で繋ぐ住民の絆

 自然に加え、建長の碑といった貴重な文化財も多く残る布佐自治会(以下「布佐」)。学問の神様を参拝する「天神祭」や、集落内にある寺を会場に行う盆踊り、厄年の人たちが集落を回る獅子舞など、伝統的な行事も多くあります。

 

 そんな布佐の全戸が会員として加入しているのが布佐神楽保存会(平成27年の当誌11月号でも紹介)。実は保存会を結成するよりも前から地域ぐるみで取り組んできた神楽ですが、住民の高齢化や若手の人材不足などの影響で、ここ近年の活動には変化が。「以前は、毎週のようにみんなで集まって練習をしていたが、動ける人が減ったため、今は行事の1か月ほど前からしか練習を行っていない。ほとんどの人が小さい頃から慣れ親しんだ神楽なので、練習期間はこれくらいでも大丈夫だが、みんなで顔を合わせる機会が減ったのはどこか寂しい」と話すのは自治会長の佐藤成一さんです。

 

 しかし、そんな寂しさを埋めるべく、近年新しく始めた取り組みもあるとのこと。そうした取り組みも含め、佐藤さんのほか、総務部長の千葉明弘さん、体育部長の高橋紀彦さんにお話を伺いました。

老若男女が「楽しく」健康づくり

 地域内の人口減に加え、高齢化や役の負担なども影響して、集落レベルでの運動会を廃止したという地域は少なくありません。布佐もその1つで、約20年前に布佐の運動会を廃止。しかし、そんな布佐にも新しい風が吹き込みます。

 

 平成30年、体育部長に就任した高橋さんがまず取り組んだのは運動会の復活でした。「表向きは運動会がメインに聞こえますが、本当の目的は運動会後の親睦会。住民が集まって食べたり飲んだりする機会はほとんどないので」と話す高橋さんは、「運動会」というと考え、名称を「布佐自治会スポーツ交流会」と改めました。

 

 競技の内容も幅広い世代が参加できるよう、公民館(自治会館)周辺を1周(約1㎞)するウォーキングや、川崎町民運動会の競技種目「クリーン大作戦」への選手選抜(班対抗)を盛り込んだほか、グラウンドゴルフ愛好会の協力でグラウンドゴルフ大会を同時開催するなど、住民の7割に当たる参加者約70名を楽しませました。

 

 スポーツ交流会後の親睦会では、お酒はもちろん、女性部の協力で芋の子汁の振る舞いも用意し、大いに盛り上がったとか。また子どもたち向けには川崎町を拠点に活動するNPO法人北上川サポート協会による出張ピザ窯を依頼。みんな喜んで手作りピザを食べていたと3人は笑顔で振り返ります。

 

 親睦会の中では、自治会からの報告ということで、結婚報告や地元へ戻ってきた人などの紹介も行いました。「これまでは役員しか自治会の状況を知ることはなかったので、住民にとっても自治会の様子を知ることは良い機会になったと思う。嬉しいことはこれからもみんなで共有していきたい」と話す佐藤さん。昨年は集落内で不幸が重なったため、スポーツ交流会をすることはできませんでしたが、今年は前回の反省を踏まえながら、住民全員が参加できるようなイベントにしたいと3人は目標を掲げていました。

自分たちのペースを大切に

 平成13年(川崎村時代)、布佐では「石蔵フェスタ21」というイベントを開催。石蔵山や公民館(自治会館)周辺を会場にし、延べ1000人が来場したこのイベントは、地元を離れた布佐出身者たちが気軽に戻ってこられるようにと当時の役員たち(現在の70~80代)が企画したものでした。

 

 「石蔵フェスタのような大規模なイベントをしたくてもそのエネルギーや人がいない。だからこそ無暗に新しいことに挑戦するのではなく、今できることを自分たちのペースでしていきたいと思う。先代たちから託された神楽や天神祭といった伝承は自分の代で終わらないよう、次の世代まで継承していきたい」そう語る佐藤さんに続き、「課題はあるが、今の状況を受け止めてみんなで考えることができるのが布佐の自慢」と語る3人。歴史ある集落だからこそ、布佐らしさを忘れず、これからも住民が心地よく過ごせるような自治会運営に励んでいきます

Q.集落の自慢は何ですか?

自治会長

佐藤成一 川崎 自治会長

さとうせいいち

佐藤成一さん

 

8年前には副会長を2期務め、現在は自治会長として2期3年目。地域の伝承活動を誰よりも大切に思っています。

総務部長

千葉明弘 川崎 一関

ちばあきひろ

千葉明弘さん

 

総務部長は2期3年目。自治会役員には10年前から関わり、体育部や消防団の経験も。会長にとって頼れる存在です。


photo gallery

布佐地区案内図

布佐自治会 布佐地区案内図

川崎村時代に作られた案内看板は、集落の情報が一目でゲットできます。布佐へお越しの際はぜひご覧ください。

石蔵山からの初日の出

布佐自治会 石蔵山からの初日の出

毎年、有志で集まって石蔵山に元朝参りへ。日の出と雲海を眺めることができる知る人ぞ知る絶景スポットです。

受け継がれる布佐神楽

布佐区自治会 受け継がれる布佐神楽

自治会館前にある花壇の定植作業と合わせて自治会館周辺の環境整備も実施。班ごとに作業を割り当てます。

スポーツ交流会

布佐自治会 スポーツ交流会

この素敵なポスターを描いたのは、なんと地元の方とか!今年のポスターはどんなものになるか楽しみです。


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開館時間

9時~18時

休館日

祝祭日
年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)

いちのせき市民活動センター

〒021-0881 
岩手県一関市大町4-29 なのはなプラザ4F
TEL:0191-26-6400
FAX:0191-26-6415
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せんまやサテライト

〒029-0803
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