市民活動センターでは今年度、「団体情報の更新・新規収集」に取り組んでいます。今回はその一環として「一関夢灯りの会」さんのお話を伺いに、活動場所の山目公民館にお邪魔してきました。
昭和22・23年に一関を中心に死者500人以上という大きな被害を及ぼしたカスリン・アイオン台風。一関夢灯りの会が毎年8月20日に開催しているその被害者の追悼・慰霊と、この歴史を風化させず後世に伝えていくためにを開催しており、夏の風物詩となっています。また東日本大震災以降は3.11の被災者への追悼の想いも加わっています。
毎月第一土曜日に山目公民館で活動しており、陶芸による夢灯りの制作などを行う他、
・夏休みの民区子供会への夢灯りづくりの指導、制作体験の実施
・藤沢野焼祭への参加
・10月2週の平泉黄金荘での黄金祭への参加(制作した夢灯りや陶芸作品を格安に販売し、益金を全額黄金荘へ寄付している)
といった活動を行っており、会長の小岩登志子さんは「3月11日東日本大震災追悼夢灯り一関」の実行委員長も務めているのだとか。
現在の会員は20名ほどだそうですが、この日は平日という事もあり5人での活動。それぞれ思い思いに作品作りに励んでいました。夢灯り以外にも竃神(かまどがみ)様や「かわたまドン太君」等の作品もありバラエティに富んだ作品が並んでいました。
メンバーは多彩で、夢灯りの活動以外にも藍染の先生や、めだか村長も!
そんな訳で一関夢灯りの会主催で7月20日(日)10時~12時 山目公民館で藍染の体験会を行うそうです。定員20名参加費500円とのこと。藍染または夢灯りに興味を持たれた方は事務局の小野寺さんにお問い合わせくださいね。
お問い合わせ先
一関夢灯りの会 事務局 小野寺節子さん 080-6049-8082
8月20日の一関夢灯りは磐井川堤防で開催予定。堤防も工事で昔とは少しずつ違う景色になろうとしています。夏の夕暮れ、先人の御霊に想いを馳せる厳かなひと時が、家族のキズナに繋がりそうな気がします。
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