今回は10月4日(土)~5日(日)に行われた「第32回山目公民館まつり」の様子をご紹介します。
私がお祭りを見に行ったのは、5日(2日目)の午後です。
この日の会場は、山目公民館の体育館と和室の2か所で催しが行われました。
まずは体育館に行ってみます。
ここでは、山目公民館で活動している会の皆さんの作品が展示してありました。
こちらはキルトビーンズさんのパッチワーク作品です。カラフルな色の布が、細かく縫い合わされています。この壁掛けがお部屋に1つあるだけで、パッと明るくなりますね。
こちらは「山目公民館の歌展」です。この歌は、公民館設立20周年の時に制作された歌で、「梅の香やさし配志和の杜の・・」から始まり、3番まで歌があります。会場にはCDの曲が流れていました。
山目公民館で活動している社会教育関係の団体は、全部で114団体(平成25年7月時点)にもなります。会場には、このほかにも写真やちぎり絵、書道、洋裁、陶芸作品等が展示されており、どの作品からも作った方の頑張りが感じられました。
次は舞台発表が行われている和室へ移動します。
私が会場に入ったのは13時半頃で、生田流箏糸会さんによる琴の演奏に続き、中国語学習会さんの合唱を聞きました。中国語学習会さんは「北上夜曲」と「在銀色的月光下(ザイインスーダユエグアンシア)」の2曲を披露。お客さんにも歌詞カードが配られ、しっとりとしたメロディーと中国語の響きに耳を澄ませます。
14時を過ぎ、舞台発表のプログラムが残り2つになりました。こちらは、NPO舞踊同好会冨士会さんによる舞踊です。「男の情話」「みちのく小唄」の次は、公民館の職員さんと会場のお客さんが一緒になって「東北音頭」を踊りました。
会場の皆さんには菜の花が配られ、踊れる方はステージ前へ行き踊ります。「じゃんけんぽんよはアイコでセッセ」という歌詞に合わせて、会場のお客さんはじゃんけんの手振りをしました。手拍子をしたり体を揺らしたり、時折笑い声が起こったりと会場が和やかな雰囲気に包まれました。
そして舞台発表はいよいよラスト!民謡徳声会三味線部さんによる三味線演奏です。
演奏する方々の「ハッ!」という掛け声が会場を沸かせ、力強い三味線の音がお客さんを魅了します。
最後は三味線の演奏に合わせ、皆で輪になり須川音頭を踊ります。
公民館祭りの実行委員長である千葉さんの挨拶で舞台発表が締めくくられ、拍手で幕が閉じられました。
山目公民館祭りの2日目は、午前9時から午後の15時まで、全29個の舞台発表が行われました。発表の後に「お疲れ様!」「よかったよー!」と廊下で声を掛け合い、肩を抱き合う地域の方々の様子が印象に残っています。
2日間にわたり、実行委員会の皆様は大変お疲れ様でした。とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。
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