こんにちは。千厩サテライトの佐藤です。
今年もみちのくワークショップフォーラムへたくさんのご参加ありがとうございました。
毎回、スタッフも参加者の皆さんとワークに参加させていただいているのですが、今回は、ワークに参加しながら感じたことを少し書きたいと思います。
私は、小野浩司さんの「相手にYesと言ってもらえるプレゼンテーション」と菊池広人さんの「進化につながる事業評価」に参加しました。
菊池さんのワークでは、グループごとに共同作業をして記録に挑戦し、作業の方法や結果、参加の仕方等を振り返りながら評価について皆で考えるという内容だったのですが、3回同じ作業をした中で、私が参加したグループは2回目まで部屋の中で1番の記録を出せていました。
半分のグループでは、記録を測定する形までいけていなかったです。
でも、3回目はうまくいかず、他のグループはすべて2回目までの私達の記録を超えていました。
グループでは、結果を残念に感じている方もいましたが、隣のグループの方から「あなた達の作業を見れたおかげで、私たちは具体的な目標(形)が見えて取り組みやすくなった」というお話をされて、3回目までのうちの取り組み方を他のグループが参考にして、「部屋全体としては3回目まで毎回成長し続けられた」という見方をすれば、嬉しいことではないかなと思いました。
午前の小野さんのワークでは「何事にも失敗は存在せず、フィードバックが必要なだけ」ということを学びました。
4回目があれば、今度はうちのグループが他から学び、また記録を伸ばせたかもしれません。
そして、この部屋の様子は、各グループを市内の各地域に置き換えると、今の一関市、これからこうなれたらという一関市の姿でもあるなあと感じました。
今、一関市では地域ごとに「地域協働体の設立」「地域づくり計画の策定」という同じ目標に向かっていますが、取り組み方はそれぞれです。
ワークでそれぞれのグループが、それぞれのやり方で取り組み、周りのグループとやり方やよかったこと、反省点を共有して皆がステップアップしたように、地域間で交流や情報交換をしながら、お互いに良い影響を与えられれば、一関市全体でも良い方向に向かっていけるかなとぼんやり思いながら作業していました。
コメントをお書きください