こんにちは。せんまやサテライトの佐藤です。
日が経ってしまいましたが、今回は4月下旬~5月上旬に参加してきた行事のことを少し書こうと思います。
4月30日
金ヶ崎町の地域おこし協力隊の方々が企画した「酒逍会~逍遥(散策)して酒を楽しむ会」に参加してきました。
最初に、最近噂の金ヶ崎町の“覆面住人”千貫石太郎さんのガイドで金ヶ崎駅周辺をまちあるきをしました。
今回歩いた道は以前歩いたことがあった場所もありましたが、地名や地形の由来を教えてもらうと
景色の見え方や感じ方も変わることを改めて思いました。
最後は花巻のわかば酒店の佐々木さんから日本酒の楽しみ方を教えていただき、
参加者の方々と岩手の地酒を楽しみながらお話しました。
佐々木さんから教えてもらった日本酒の豆知識の中で、
「お燗(お酒を温める)すると味が変わったように感じるのはお酒の中の成分が変わるからではなく、
人間の舌が温度によって感じ方が変わるから」というのは初めて知りました。
(燗酒、冷酒は温度によって呼び方もいろいろあるそうです)
「常温や冷酒で呑んで苦手だなと思った酒でもお燗することで呑みやすくなったり
美味しく感じたりすることもあるからいろんな呑み方を試してもらいたい」とのことでした。
協力隊の板垣さん、岩隈さんと金ヶ崎で会うのは2年ぶりでしたが、
まちを歩きながら地元の方と話していると協力隊の2人が地域の方々から慕われているのが伝わってきたし、
今回の企画に地域の方々からもたくさん協力をもらっている様子を見て、
2人が積極的に地域の行事や集まりに参加して、
交流を深めてきたことが実を結んでいるんだなあと感じました。
5月5日
大東町興田地区の有志の方々が企画した「がっこdeアート」を見学させていただきました。
取り壊しが決まった旧興田小学校の校舎にペンキで自由に絵やメッセージを描いて思い出にしようと企画され、
県外からも卒業生の方が駆け付けたそうです。
当日は、小学生くらいのお子さんを連れた若い方の参加が多かったように見えました。
今の小学生のほとんどは、旧興田小学校には通っていないので、
お父さんお母さんがお子さんに「この部屋、何の教室だったと思う?」とか
お子さんが「『お父さんがお世話になりました』って書いたよ!」など、
楽しく遊びながら学校や地域の思い出が親から子へ伝えられていました。
現在、一関市内では学校の統廃合が進み、廃校舎の利活用を検討している、
もしくは今後の統廃合を見据えて検討を始めている地域が増えてきています。
「がっこdeアート」は取り壊しが決まった校舎とのお別れの会として企画されましたが、
利活用を考えていく時にも、まずは何か楽しいイベントで校舎に集まって見て触れてみることで、
活用の仕方が思いつくこともあるかもしれませんね。
実行委員の方から
「今回校舎に描かれた絵やメッセージは取り壊しの日までそのままに残しておくので
自由に見に来て写真を撮ったりしてSNS等(SNSに投稿する際は#がっこdeアートをつけて)で発信してほしい」
とのことでした。
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