岩手で前回国体の本大会を開催たのが昭和45年だそうで46年ぶりとのこと。46年前の国体の記憶は全くないですし、このペースで考えると、次の岩手国体開催時には私はアラフォーを大きく超えてアラヒャク・・・。となれば今回見ておくしかない!ということで、東山総合体育館へGO。
10月5日まで成年男子のバレーボール競技の会場になっている東山総合体育館。前日のニュースで岩手チームが準決勝に進出したと聞いていました。この日の試合は9時30分からと聞いて行ったのですが、やっていたのは7位決定戦の和歌山対長崎の試合。岩手の試合は15時30分からとのことでした。さすがにそんなにはいられないので会場周辺の様子を眺めながら会場に向かうことに。
体育館前のスペースには特設会場としてテントが並び、来場者をお出迎えします。
東山商業協同組合さんのブースでは一関商工会議所東山支所のお二人が地元産品を販売。
おみやげにお饅頭を購入。
一般来場者は2階から入りますが、階段の登り口にはわんこ兄妹をイメージした桶に花がぎっしり。楽しませてくれます。
この日は会場にコートが1面だけとられていて、全ての観客が1つの試合に集中できます。
1階コートサイドには特設のスタンドが設けられ、よりコートに近い席から選手を見ることが出来ます。
黄色っぽいユニフォームが長崎、黒が和歌山。私が見始めてまもなくセットカウント1-1に。ネット際の攻防も迫力がありました。
テニスではコートサイドにいるボールボーイをテレビなんかでよく見かけますが、こちらのコートサイドにはいつでも出陣できるように超前のめりで待機する若者が。
選手のプレイで汗でぬれたコートをダッシュで拭きに行くのでした。
審判も頑張っています。私はバレーボールの主審はずっと座っているものと思っていましたが、審判用の台でずっと立ちっぱなし。私の見たポジションからは後姿がどうしてもバイきんぐの小峠に見えて仕方なかったのですが、ポーズ一つ一つが遠くから見てもわかりやすくナイスジャッジでした。
セット間に2階から1階へ降りてみました。ホールに飾られた「日本一大きな国体歓迎横断幕」は中から見ると大きさがよくわかります。
以前なのはなプラザで公開されていた小中学生らが作った歓迎ののぼり旗も飾られていました。
開錠関係者にお話を伺ったところ、連日市内の小中学生が各会場に応援に訪れているそうです。私のいた時間には舞川小と興田小の子どもたちが学校席というコートの後ろ側の席に陣取り、応援グッズを駆使して元気に応援していました。
会場の盛り上げを仕掛けていたのは和歌山の18番、リベロの選手です。自分のチームが得点すると学校席に向かって「盛り上げろ!」と言わんばかりのジェスチャーで小学生を煽っていました。逆に子どもたちも応援するきっかけになって楽しかったと思います。
コートサイドの特設スタンドは特定のチームを応援するゾーンがあるようでこちらは和歌山サイド。長崎側には結構人がいたのですがこちらはこの方1人だったので、私も和歌山側で応援。第3セットを和歌山が奪って2-1になった時に少しお話を伺い、「頑張ってください」とエールを残して外へ出ました。っていました。逆に子どもたちも応援するきっかけになって楽しかったと思います。
先着で250食分のお振る舞いが用意されていました。おむすび、りんご、はっとの3点セット。この日は産直ひがしやまの方が来ていたようです。無料ドリンクコーナーや振る舞いコーナーには高校生ボランティアらが元気にお客様に声がけをしていました。私がお話をしたのは大東高校の男子でしたが学校は「公欠」で来ているそうです。彼らにとっても国体でボランティアをした経験は一生の思い出になるのではないかと思いました。
来年は愛媛国体だそうです。良いバトンを愛媛に渡せると良いですね。
地元で開催しているいわて国体で岩手県選手団も連日好成績を残しているようですね。応援している私たちも嬉しくなります。県選手団の活躍もそうですが、他県から岩手を訪れた選手・関係者の皆さんに、岩手を好きになって帰ってもらえるよう「おもてなし」の気持ちをもっていきたいですね。まだ間に合います。皆さん、ぜひ国体を見に行きましょう!頑張れ!岩手選手団!!