なのはなプラザにはいろんな団体さんが入居していますが、3階には「一関シニア活動プラザ」さんが入っています。そのシニア活動プラザさんが主管となり、一関市と一関市社会福祉協議会の主催で1月29日(日)に『シニアフェスタ2016』が開催されました。今回はこのイベントを覗いてきましたのでリポートします。
今回初開催となったシニアフェスタでは普段シニア活動プラザで活動する団体を中心にステージを含めて23のブースを展開。それぞれの活動紹介や作品の展示などが行われていました。ステージでは謡や語り部、百歳体操などが披露されていたようです。私はお昼の1時間ほどしか滞在しませんでしたが、個人的には「こんなことをやっている人たちがいるんだ」という発見がありました。
切絵の展示。すごく細かい作業だと思うのですが、素晴らしい作品が並んでいました。来場者は製作者の方にいろいろ質問をしていたようです。
「野鳥の会」と聞くと紅白歌合戦で会場審査員の掲げたボードをカウンターでカチカチカウントしている印象でしたが、展示されている写真を見るとそういうのとは別世界で引き込まれるものが多かったですね。
こちらは個人の方の作品でしょうか。仏画展示のブースにはこれも細かい技が施されたことが伺える見事な作品が並んでいましたよ。
和紙を使って作品を作る「キィ&ルゥ」さんでは、ミニ一閑張り作りを体験するコーナーが。「いちのせき市民フェスタ16」にも参加していただいた「キィ&ルゥ」さんは精力的に活動をされているようです。
「仏像彫刻サークル」さんでは、木彫りの仏像などが紹介されていました。やはり仏像だからなのか何か荘厳な雰囲気を感じました。
思わず拝みたくなるような作品ばかりです。
シルバー人材センターさんのブース。シルバーの方の持つ匠の技をうまく活かしていきたいですよね。お願いする方もされる方もWIN-WINになれそうです。皆様からのお仕事の依頼を待っていると思います。ぜひご利用を。
今やすっかり一関でもおなじみになったスポーツ吹矢のブース。いわて国体でもデモンストレーション競技として話題になりました。姿勢と複式呼吸で健康にも良いとされ誰でもできるスポーツとしてますます盛んになりそうですね。
午後からは健康麻雀のコーナーがスタート。牌を積んだり打牌を考えたりすることで手と頭の運動になると聞いたことがあります。シニア世代の方には麻雀の腕に覚えのある方も少なくないでしょうし、興味のある方も多い事でしょう。
ステージでは「祝い餅つき振舞隊」による餅つきと餅振る舞いが。この日は安比高原にも出動があったそうで相変わらずの人気です。つき手の1人は知っている区長さんで、振舞隊としては新人だそうですがいやいや堂々とした餅の持ち上げっぷりです。
もち振る舞いには長蛇の列が。この日はネギもちとずんだもちの2種類。つきたてのお餅が柔らかくて「おいしー」
午後から別な用事があって餅振る舞いが終わったタイミングでそそくさと食い逃げした感じになりました。今回は全ての団体を紹介しきれませんでしたが、シニア世代の皆さんがそれぞれ思い思いに活動されている様子が伝わるイベントでした。
心身の健康面に不安がある私にとって60、70になってもいろんな活動をされているシニアの方々は本当に凄いなと感心させられます。私も100歳体操であと50年!と行きたい所です。
参加された皆さん、お疲れ様でした。シニア活動プラザや社協の皆さんも初めてのイベントでいろいろ大変だったと思いますが、来年に向けていろいろ見えてきたこともあるでしょうし2回目も期待したいですね。