今年度も事例発表自治会のご協力とたくさんの自治会長方のご参加があり、全3回の自治会長サミットを終了しました。
vol.8では、役員改選に伴い、新しく自治会長になられた方を中心に自治会運営への悩み事や心配事などをベテラン自治会長を交えながらディスカッションしました。
ベテラン自治会長からもたくさんのご意見が出され、約1時間の情報交換も時間が足りなく感じるほど、自治会長方の本音を聞くことができた場となりました。
vol.9では、山目五民区(一関)の民区長と岩ノ下自治会(東山)の自治会長から事例発表をしていただきました。
山目五民区からは、山目地区最多の約660世帯1270人が暮らす民区を、執行部と住民との距離が遠いことや弱者へ目が届き難いというなどの問題を背景に2019年4月に中野と境に分区。その分区に至るまでの動きや分区後の変化等の紹介をしていただきました。その他にも、毎回趣向を凝らした世代間交流事業や魅力的な会報についてもお話いただきました。
岩ノ下自治会からは、山目五民区とは真逆の50世帯弱という世帯数が少ない自治会ならでわの住民と役員が負担にならないような事業の工夫をしている紹介をしていただきました。『今ここで暮らしている地域の人が楽しく生き生きと暮らせるために何が出来るか?』という視点で様々なことにチャレンジをしていることをお話いただきました。
vol.10では、川内自治会(大東)の自治会長と第九区自治会(千厩)の自治会長から事例発表をしていただきました。
川内自治会からは、総会後のお花見会で住民との交流を図っていることや「川内いきいきサロン」の立ち上げ、ボランティア活動など、自治会で取り組んでいる事業について紹介していただきました。ただ事業を行うのではなく、住民が参加しやすい環境づくりを心掛けていること、そして自治会内の各組織が得意分野を活かせるような場を設けている等のお話をしていただきました。
第九区自治会からは、地域みんなの持ち寄りや創意工夫で作った水仙ロード、東屋を活用した世代間交流事業、退職した農業未経験者の女性陣による畑チャレンジなどの取り組みを紹介していただきました。また、自治会活動への参加促進のために自治会役員を30~40代へ若返らせる工夫等のお話をしていただきました。
vol.9~10での情報交換会では、事例発表の自治会長方を交えながら、発表自治会への取り組みについて質問したり自治会内の課題や悩みなどを共有しました。
どちらの情報交換会も様々な自治会が交ざって情報を共有することにより、明日からの自治会活動へのヒントにつながったのではないかと思います。
最後に、ご多忙の中、事例発表をしていただいた自治会長方、会場まで足を運んでいただいた自治会長方に感謝申し上げます。
来年度の自治会長サミットはさらに進化して!?皆さんの元へお届けしたいと思います。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!