平成28年より、自治会長をはじめ地域の三役等を対象として開催してきた「自治会長サミット」を今年度も開催することができました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加者は完全申込制とし、定員も設け、会場入口での検温や換気、消毒の徹底等を行い予定通りのプログラムで行いました。
前半の事例発表では、第27区自治会(藤沢)の自治会長 星義弘さんからお話いただきました。千厩町小梨に隣接し、黄金山の麓に位置する同自治会は、「ホタルの里(農地・水徳田活動組織が管理)」と呼ばれる場所があるほど自然豊かな農村地域です。今年度はコロナ禍ということもあり、例年通りの活動や自治会の会議の場なども減った同自治会ですが、30年以上続き、近年は世代間交流の場にもなっている「ビアガーデン」を今年度も開催。発表の中では、コロナ禍での開催に至った経緯や感染対策等についてお話いただいたほか、平成28年度に藤沢町内で初めて立ち上がり、同自治会がサポートを続けている「週イチ倶楽部『若返り隊』」の活動、今後の自治会・地域コミュニティ運営などについて紹介いただきました。
後半の情報交換会では、事例発表をしていただいた星さんを交えながら「コロナ禍の自治会活動」について意見を出し合いました。ほとんどの自治会がコロナ禍で集まりの機会が減り、住民との関係が薄れていく心配やコロナ終息後の自治会運営の不安、自治会へのオンライン導入が必要か否かなど、様々な自治会が交ざって情報を共有することで、今後の活動のヒントにつながったのではないかと思います。
最後に、ご多忙の中、事例発表をしていただいた星さん、会場まで足を運んでいただいた自治会長方に感謝申し上げます。来年度の自治会長サミットは、事例発表はせずに1つのテーマに絞った情報交換会を行う予定です。詳細につきましては今後、みなさんのお手元へお届けしたいと思いますので、もうしばらくお待ちくださいm(__)m
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!