6月17日と6月18日に自治会長サミットを開催しました。
自治会長、民区長、集落公民館長…地域によって呼び方は様々ですが、地域の代表として悩みや困りごとも多いはず。
また、市内各地域で進められている協働のまちづくりに対する「自治会長はどう関わればいいの?」「今年から自治会長になったけど何をやったらいいの?」という疑問や不安を解消し、地域の活動に活かしていただければと思い、開催しました。
前半の講話では、「“協働のまちづくり”における自治会長(民区長)のポジション」をテーマに当センター長と一関市社会福祉協議会の菅原敏さんから、それぞれ「地域づくり」と「地域福祉」の視点での話題提供がされ、どちらも目指すところは「地域の人達が支え合い、暮らしやすい地域をつくっていく」ということを確認しました。
当センター長からは、いつも地域でお話させていただいている協働のまちづくりの考え方に、「地域づくり計画を動かしていく中での協働体と専門部会や構成団体等とのコミュニケーションや参加の仕方、自治会長の関わり方」が加えられ、各協働体の計画がどんどん実施段階に入っていることもあり、共感されている方が多かった様子でした。
社会福祉協議会の菅原さんからは、「皆さんの地域での支え合いは、支援を求めている本人不在の一方通行な支えになっていませんか?」という問いかけがあり、事例等も交えながら、みんなが支え合い暮らしやすい地域をつくっていく自治会活動は地域福祉の考えと同じということを改めて皆さんと理解を深めました。
後半は、市内各地域からの参加者が交じっての「自治会活動の悩み事、自慢話」をざっくばらんに話し合いました。
少子高齢化や住民参加等、課題は共通していますが、それぞれの取り組み方で若者参加や組織・地域の運営を工夫されていて、自治会長さん同士、質問や意見交換が盛り上がりました。
役員改選や組織の体制等、地域の動きが変化したり、進んでいく中で「今さら聞きづらい」という疑問や不安も出てくるかと思いますので、今後もこのような場を継続して設けていきたいと思います。
たくさんのご参加ありがとうございました!