地域づくりハンドブックマスター講座の裏側

　地域づくりって何をすればいいんだろう？始めてみたけど、どうしたらいいかわからない…。「地域づくり」とは言葉では言い表せても、いざ始めるとなかなか難しいものです。当センターでは、地域づくりで困った時

に「これを知っていると良いことがある！」という項目をまとめ、２０１３年に「地域づくりハンドブック」を発行しました。この本を教科書に、千厩を会場にして行った全４回の講座をご紹介します。

１時限目　地域づくりとは／地域づくりの進め方

第１時限目は「地域づくりとは」「地域づくりの進め方」。参加者一人ひとりが「地域づくりって何？」と聞かれた時に、自分なりの想いを答えられるようになってもらうべく、押しつけではなく、‘考えてもらう講座’を目指しました。

地域づくりは、いまや住民合意が求められています。誰かの意見で進めるのではなく、みんなで決めて進める・・・そのためには、どんなコツがあるのか？参加して満足する会議の進め方をお伝えしました。

‘小学4年生にもわかる’、‘少しも眠くないわ’を目指した「事業の進め方」は、ネタに走り過ぎて「ほどほどにね」というアンケート結果を頂く事に。「助成金の使い方」の方は皆さん興味津々で、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

ラストは紙媒体・インターネットを使った情報発信のコツ等をご紹介しました。写真を撮る時の「黄金比」をご存じですか？基本的なワードの解説から事例紹介まで、普段の活動からスタッフ自身が学んだことをご紹介しました。

千厩を会場にして行った今回の講座には、自治会長さん、地域の協議会の方、ＮＰＯ団体の方等、様々な所属の方にご参加していただきました。実は今回初めて講師を務めたスタッフが２名おり、前日の夜は眠れないほど緊張したそうです。不慣れな説明でも温かく見守っていただいた皆様、どうもありがとうございました。

　後期は、一関のなのはなプラザを会場に、1時限目は12月6日、2時限目は12月13日、3時限目は1月17日、4時限目は1月24日に行います。