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(idea 平成24年vol.1掲載)※掲載当時と現在では情報が変わっている可能性があります。
フットサルを中心とした小学生から大人まで、誰でも楽しく自由に参加できるスポーツクラブです。もともとは、インアーチという市民活動団体ネットワークのスポーツ事業が始まりです。スポーツを通して市民活動が、この一関に広まればと思い、また、スポーツは、若者から大人まで親しまれることから、市民活動への参加のきっかけになるだろうと取り組みはじめました。種目は、フットサルが中心。スポーツといっても多種目があります。インアーチでスポーツ事業の取り組みを始めたのが2006年です。その時、一関では、フットサル人口は多いけど、プレーする環境が整わず、大会や練習に市外や県外に出かける選手が多かったことから、インアーチカップフットサル大会を始めました。
フットサルが中心です。フットサル大会を運営するだけのインアーチスポーツ事業でしたが、民間レベルのバスケットボール大会が無いから、やって欲しいと声があれば、取り組みました。過去に開催していたインアーチカップから、現在は、ファンスポカップフットサル大会へと移行し、フットサルジュニアスクール、レディーススクールを定期的に開催し、今後は、一輪車クラブ、体操クラブサイクリングなどを実施する方向です。
会員数を増やしたい。スポーツを通して交流して、地域を盛り上げたいです。現在は、フットサルが中心ですが、総合型だからできる多種目に参加できる仕組みをつくりたい。フットサルしにきたんだけど、あの競技にもチャンレンジしてみたいというユーザーの気持ちを大切にして、気軽に参加できるクラブ運営をしたいです。フットサルをしている人でも、体操は、ありですね。体操は、全部につながっています。怪我をしにくくなるし、体が柔らかくなるし、全体的に運動能力が高まると思う。ファンスポは、運営体制だけ総合型ではなく、ユーザーの想いに総合型でありたいです。
現在、当クラブが運営するトップチーム「Vivale一関フットサルクラブ」の監督である浅利真がいたことが大きな要因です。競技人口が多いながら、プレーする環境が整っていない。しかし、元日本代表である浅利真は、いる。キーパーソンがいるのであれば、環境整備ができるのでは?この想いが、フットサル競技がクラブの主軸となったきっかけです。
法人化したことで、何か変わったか?と聞かれても、何も変わってない気がします。まだ、実感がわかないというか…。法人化に伴い、地域総合型スポーツクラブとして名乗りをあげました。一関では、総合型を目指す動きはありましたが、設立までには至りませんでした。昨年、合併した藤沢町に総合型があったので、市内では2番目になりますが、クラブチーム運営や特定の団体を交えない市民レベルのクラブとしては、より市民運営に近いものだと自負しています。競技レベルの向上より、出会いに重点を置き、スポーツという切り口から、人が集まる場を作る。スポーツ振興のコミュニティ形成を目指したいです。
一人ひとり住んでいる地域には地域課題があります。スポーツで言えば、希望する種目がプレーできない子どもがいます。人口が少ないから、対応できない。このような課題には積極的に取り組んでいきたいです。少ないを、どうカバーしていくのか?フットサルであれば、出向いて指導するとか、反応を見て、ニーズがあれば、継続的にやってみたい。巡回指導は、必要なことだと思います。正式な競技人数がそろっていなくても練習はできます。柔軟に対応して、スポーツを身近に感じてもらうこと、その入り口を作っていくことをしていきたい。体協や各協会が存在する種目は、それぞれで頑張ってもらって、ファンスポとしては、現在、市内に無い競技や、競技したいけど環境が整っていない種目を積極的に展開していきたいですね。草の根的な。
できることからコツコツと。